ヒトの体の中には、ごく微量に存在していても重要な働きをしている物質が多数あります。これらの物質を正確に量る方法が開発できると、患者さんの病態を正確に捉えられ、的確な治療ができるようになります。当研究室ではおもに、臨床診断に役立つ臨床化学分析を指向しており、生体内微量物質の新規分析法の開発などを行っております。高感度微量分析法の開発は、新しい発見・生命現象の解明の有力な道具となります。