プロセスPC

 

これは今までのHACCPそのものであると言って構いません。製造工程の管理によって食品安全の管理を守る部分については、予防コントロールはHACCPをそのまま残しました。

PCでは、HACCPを内包し、HACCPで扱えなかった(前提条件プログラムニ丸投げした)アレルゲン、サニテーション、サプライチェーンのうち重大なものをCCPなみに扱うように格上げしました。「CCPなみ」といっても、HACCP部分以外では、CCPとは呼びません。検証などをどう行うかなど、CCPとは違いがあることが理由でしょう。

用いる書式やその書き方に、今までとは異なる部分もあります。最もよく使われている6欄形式の「危害要因分析と必須管理点の決定」の書式の3欄目で、「HACCPで取り扱わない」と決めたら、4-6欄は空欄でした。しかし取り扱わない理由を明示する必要がある場合は、第4欄にその理由を書くことが求められます。といっても、小さな違いです。HACCPを勉強された方は、そのままの知識で十分です。

2018/8/6