スタッフ
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教授 浦上 弘 (うらかみ ひろし)
1977 東京都立大学 理学部 生物学科 卒業
1979 東京都立大学大学院
理学研究科 生物学専攻 修士課程修了
1979 新潟薬科大学 薬学部 助手(微生物学)
1982 東京都立大学より理学博士号授与
(ツツガムシ病病原体の研究)
その後、新潟薬科大学 薬学部 講師、助教授、
応用生命科学部 助教授を経て、
2006より、現職
2016 応用生命科学部 生命産業創造学科 食品ビジネス分野 教授 兼任
担当講義
「食品安全学」「食中毒疫学」
「細胞免疫学」「食品安全学実験」
「スタートアップセミナー」「1年次セミナー」
「食品科学概論」「食品館理論」「食品に関わる法学」
「レギュラトリーサイエンス」
社会貢献
新潟市食の安全意見交換会 議長
新潟市HACCP普及推進連絡協議会 会長
新潟県HACCP普及推進検討会 座長
所属学会
日本細菌学会、日本食品微生物学会、日本農芸化学会
International Association for Food Protection (米国)
American Society for Microbiology (米国)
食品安全に関する認定
HACCPコーディネーター(日本HACCPトレーニングセンター)
HACCPリードインストラクター(International HACCP Alliance)
HACCP上級コーディネーター(日本HACCPトレーニングセンター)
Preventive Control Qualified Individual (Food Safety Preventive Control Alliance)
Preventive Control Qualified Individual Trainer (Food Safety Preventive Control Alliance)
准教授 西山 宗一郎(にしやま そういちろう)
<研究活動>
運動性のある細菌はアミノ酸や糖などの栄養物質に近寄っていき,重金属イオンやフェノールなどの有害物質からは遠ざかる「走化性」を示します.細菌細胞を1つの分子機械として捉えるなら,この走化性は1). センサーによる刺激受容(シグナル入力),2).細胞内へのシグナル伝達及び統合(情報処理),3).運動器官であるべん毛の回転方向制御(応答出力)というたった3つのステップで説明されます.作動原理はシンプルでありながら実に奥深いこの「細菌走化性」(bacterial chemotaxis)の精妙さに私は学生の頃から魅了され,現在に至るまで長く研究に携わってきました.
細菌走化性は彼らの生存戦略に重要であるばかりでなく,病原細菌の場合,その病原性にも密接に関連します.そこで現在はコレラ菌など,食中毒を引き起こす細菌の走化性について,センサーにあたる走化性受容体を中心に研究を行っています.
<教育活動>
本学の教育カリキュラムにおいて,現在以下の科目を担当しています.
・食品微生物学(3年次前期)
主に食品経由で人に危害を及ぼす有害微生物(細菌・ウイルス・真菌・寄生虫)について,その特徴を学び,食中毒を予防する方法について学びます.
本講義は3年次に開講される食品安全実験,食品安全学,食品毒疫学へと繋がる基礎知識を確実に習得することを目的としており,上記3科目を受講するためにはこの食品微生物学を履修済であることが前提になっています.
・食品安全実験,食品安全学,食品毒疫学
当研究室の浦上先生と共同で担当しています.
・卒業研究指導
安全に十分配慮した上で,食中毒関連細菌の走化性研究に従事して頂きます.