ハンバーグと人参のグラッセ 作り方2
 

焼く、煮込む きちんと火を通す

 大根おろし用

両面焼いて、竹串を刺して透明な液が出るようになったら、できあがり。焼きすぎるとおいしくありません。食べ始めて、中がピンク色だったら、必ず焼き直してください。

 煮込み用

両面に焦げ目がついたら、市販のドミグラスソースを入れてしばらく煮込む。


この段階での注意点は、きちんと火を通すことです。塊り肉を焼くステーキとハンバーグは全く違います。肉の塊の中に病原体が入ることはなく、汚染されているのは表面だけです。だから、ステーキ肉の表面をきちんと焼けば、中が生焼けでも安全です。しかし挽肉は、肉を細かく切っているわけですから、安全な部分はありません。ハンバーグのレアはきわめて危険です。


人参のグラッセ


ニンジンを1.5cmの厚さに切る(面取りをすると高級感が出ます)。

ヒタヒタの水に、砂糖,バター、各大さじ1,チキンブイヨンなどスープの素 小さじ1/2を加えて煮る。

柔らかくなったらできあがり。


ここで気を付けることは、、、思い浮かびません。




結着肉
ハンバーグをレアで食べてはいけないのと同じように、サイコロステーキも中まで焼かないと危険です。サイコロステーキの多くは「結着肉」と呼ばれるもので、細かいクズ肉と牛脂に「結着剤」を加えて、押し固めたものです。
下の写真は、私がスーパーで見つけたステーキの「結着肉」です。脂の混ざり具合が霜降りとも違って不自然です。この手の肉には、「中までよく焼いてお召し上がり下さい」と書かなければ行けないのですが、この肉は厚みがあるのに、注意書きはありませんでした。お買い得ですが、必ずウェルダンで!

ほかにも、筋切りをしたり、調味料や脂肪を注入した肉もあって、これも「要ウェルダン」です。結着肉より見分けがつきにくく、しかも相当量が出回っているはずですが、表示を見たことはほとんどありません。なんらかの規制、表示の義務化が必要だと思います。

ブロッコリも付け合わせると、きれいだったかもしれません。

サラダも作りましたが、肉を扱う前につくって、冷蔵庫に入れておいたのは言うまでもありません。