藤五郎梅の高圧処理
【藤五郎梅を高圧処理する!!】
当研究室では、ブランディング事業の一環として薬草や食品中の香気成分を調べる研究をしています。
以前は佐渡のトビシマカンゾウの採集について当研究室のブログで紹介しましたが、今回は江南区発祥の藤五郎梅の高圧処理についてです。


▲ 高圧処理装置
梅は熟すと香り豊かになることがよく知られています。
これは、
熟れて果実内の細胞が破壊されることで酵素反応が進み、香気成分が生成される
仕組みによるものです。
では、熟す前に高圧処理をかけたらどうなるのか?
外見の様子を観察するとともに、GC-MSにより成分の経時変化を分析することにしました。

10日間に渡り、高圧処理をした果実と未処理のものを分析していきます。
果たしてどんな結果になるのか...楽しみです!
高圧処理装置を使用するにあたって、食品・発酵工学研究室の
教授の重松先生と教育研究支援職員の堀さんにご指導していただきました。
ありがとうございました。