佐渡研修Part.2
5/31(木)トビシマカンゾウ採集後~
△1日目の夕方。宿から見た夕日
トビシマカンゾウの採集を終えた後、サドオケラの観察のため羽茂支所という佐渡市の役場を訪ねました。

敷地内に植わっているということで見に来ました。
上写真に写っている白い花がメインのように見えますが、目的の薬草は白い花のまわりに生えている(下写真)黄緑色の平たい葉を持つ植物です。

ただの雑草じゃん。。と思うかもしれませんがとても立派な根を持ちその部分が漢方薬に使われるそうです。
やはり、植物も人も見た目だけでは判断できない要素を秘めていることもあるということなのでしょう。根っこの強い人間になりたいものです。
そして本日ラストの目的地へ。
自衛隊管理区域の山頂に生息しているというミヤマトウキを目指し、※高度1000mの頂上まで歩きました!!!!
(※800m車で登山)
△風になびくミヤマトウキ
高山植物であるミヤマトウキには独特の香りがあり、光沢のある青々とした葉が特徴的でした。根に含まれる成分には血液循環を高める効果があるそうです。
山頂の尾根は強い風が吹いていて途中の道とは全く違う環境でした。辺り一面雲に包まれとても過酷な世界でした。秘境です。このような場所に育つ植物に薬効があることには納得できます。