新潟薬科大学 応用生命科学部
食品・発酵工学研究室

青少年のための科学の祭典新潟県・上越大会に参加しました

2017/12/19

平成29年11月18日(土)、19日(日)に上越科学館(上越市)で開催された「青少年のための科学の祭典 新潟県・上越大会」に参加しました。

今回7回目の参加になりますが、本研究室と「坂口謹一郎博士顕彰委員会」との共同でブースを構え、発酵微生物について興味を持ち、理解を深めてもらうために、市販のドライイーストを使った演示実験を行いました。

  1. 酵母細胞の顕微鏡観察(酵母のかたちをみる実験)
  2. 酵母の試験管内発酵試験(酵母が呼吸をするところを観察する実験)
  3. 酵母DEアート(酵母の細胞懸濁液を「絵具」として寒天培地にお絵かきをしてもらい、酵母の増殖を実感してもらう実験)

今年は、上越市ご出身の応用微生物学者・坂口謹一郎博士生誕120年の記念の年であり、「坂口謹一郎博士顕彰委員会」、酒造組合、観光団体、上越市が中心になって各種記念事業を開催しています。この記念の年に「青少年科学の祭典」が微生物に興味をもつきっかけになれば、と思いながら参加させていただきました。

今回は、4年生の池﨑さん、岡田君、緒形君、大学院博士前期課程1年の倉島君、平田君、研究員の野村さん、氏家さん、そして重松の8名で参加しました。上越市役所の皆さんも応援に駆け付けてくれました。2日間でのべ2000人以上の来場者を数え、私達のブースにもおよそ250人の子供達と保護者の皆様が立ち寄って熱心に実験を楽しんでくれました。

皆さんお疲れ様でした。そしてブースに立ち寄ってくださいました、「未来の科学者」の皆様、保護者の皆様、どうもありがとうございました。(重松)


ポスターパネルを使って微生物の大きさを説明する倉島君

顕微鏡の使い方を説明する野村さん

発酵試験の説明をする緒形君と池﨑さん。大活躍でしたね

親子で実験中です。今年もボルテックスミキサーが大人気

池﨑さんと平田君。酵母deアートの準備でしょうか

酵母deアートの実験を指導している岡田君