新潟薬科大学 応用生命科学部
食品・発酵工学研究室

高圧処理を組込んだ新規日本酒醸造プロセスの開発

火入れを高圧処理で代替する日本酒の新規醸造プロセスを開発し、生酒等の風味をもち保存性に優れた日本酒醸造技術の開発・技術実証を目指した研究を進めています。本学の生命産業創造学科とも連携を取りながら、開発した醸造プロセスにより製造した「圧力生酒」の試験販売を通じて、国内の新規需要の拡大を行います。また、海外市場に参入し日本酒の輸出を拡大することによる「産業化」のためのビジネスモデルを構築する予定です。

この研究は、平成28年度から30年度にかけて、農業・食品産業技術総合研究機構(NARO)生物系特定産業技術研究支援センター (生研支援センター)の「革新的技術開発・緊急展開事業(地域戦略プロジェクト)」に採択され、研究課題「革新的醸造技術を用いた新しいSakeによる日本酒輸出の産業化」(代表研究機関:新潟薬科大学)として実施しています。

研究開発概念図(圧力生酒).jpg