平成27年11月21日(土)、22日(日)に上越科学館(上越市)で開催された「青少年のための科学の祭典 新潟県・上越大会」に行ってきました。
今回5回目の参加になりますが、本研究室と「坂口謹一郎博士顕彰委員会」との共同でブースをかまえ、発酵微生物について理解を深めてもらうために、市販のドライイーストを使った以下の3つの演示実験を行いました。
1)酵母細胞の顕微鏡観察
キーエンス社のデジタル顕微鏡(最大2,000倍)のデモ機をお借りして、酵母の細胞を観察してもらいました。お借りした顕微鏡は素晴らしい性能で、子供達に負けず、大人達ものめり込んでいます。
2)酵母の試験管内発酵試験
酵母が糖を食べて炭酸ガスを排出する様子を観察してもらう実験です。毎年「試験管ミキサー」が子供達に好評です。
3)酵母DEアート
酵母の細胞懸濁液を絵具、寒天平板培地をキャンバスとしてお絵かきをしてもらうアトラクションです。翌日に酵母が増殖しコロニーが形成され、絵が浮き出てくる、というものです。土日連続で参加した子供から、「昨日のやつ絵がでてきた!今日もやる!」と嬉しいセリフも・・・。
今回は、重松と井口先生、博士研究員の野村さん、大学院生の千葉さん、伊藤君、平澤君で参加しました。皆さんお疲れ様でした。そしてブースに立ち寄ってくださいました、「未来の研究者」の皆様、保護者の皆様、どうもありがとうございました。