食品包装の奥深さ

 
応用生命科学部公式ブログをご覧の皆様、こんにちは。
 
 
今回は、「食品開発論Ⅰ」という講義を紹介します。
この講義では、食品を取り巻く産業において、市場にその加工品および製品を導入するための様々な観点を理解するために、食品産業におけるビジネスとして成り立つための「ものづくり」と「ことづくり」の基本を学んでいます。
 
 
スーパーやコンビニに並んでいる商品は、大半が包装されて陳列されています。
私はその「包装」についての講義に興味を持ちました。
 
 
食品包装には大きく4つの機能があります。
1.内容物の品質を保持・保護する
  食品包装は内容食品を外的・内的ダメージから守る作用を持ち、
  保持期限の延長につながる。
2.取り扱いを便利にする
  ハンドリングなど流通中での取り扱いを向上させる。
3.商品情報の表示・伝達
  包装面に内容食品の性質を解りやすく表示できる。
4.広告・販売促進効果
  包装面が商品の魅力を伝達させる機能を持つ
 
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食品包装を設計するためにも様々な準備があり、耐熱性、遮光性を把握したうえ設計しなければならなかったり、流通する環境によっても設計は異なってきます。
 
  
このように、食品包装には内容食品を守るだけでなく、様々な魅力が詰まっています。
似たような商品でも包装が大きく違っている商品などもあるので、みなさんも包装に気をかけながら買い物をしてみてください。
 
 
 
生命産業創造学科:柬理 光稀
本記事相談教員:若栗 佳介、伊藤 美千代
 
 
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投稿日時: 2022年12月03日 (土)

カテゴリ: 生命産業ビジネス学科