先人から学ぶ食品開発
応用生命科学部公式ブログをご覧の皆様、こんにちは!
今回は、「食品開発論」という講義について紹介したいと思います!
この講義では、食品開発の手段や戦略の立案、ものづくり・ことづくりの基本などを学びます。
先日は、味の素の開発と工業化についての講義がありました。
ここで、味の素の歴史を簡単に紹介します!
味の素は、東京帝国大学(現在の東京大学)で研究をしていた、池田博士の好物であった“湯豆腐”がきっかけで生まれました。
「昆布には“うま味成分”が含まれているはずだ!」
そう思った池田博士は研究に勤しみ、その結果、昆布の“うま味成分”はグルタミン酸ナトリウム(MSG)であることを突き止めました。
このようにして、明治41年に特許を取得し、発明者である池田博士と事業者である鈴木三郎助により、グルタミン酸ナトリウムの工業化が開始され、現在の味の素株式会社が設立されました。
下の画像は、講義で使用する教材と私が書いたノートです。
ちなみに、グルタミン酸ナトリウムの関連内容として、アミノ酸の基礎構造や種類についても学びました。
このように理系の内容を学習・活用できるのは、文系科目も理系科目も学べる生命産業創造学科だからこそですね!
また、講義では「新しい発想は、なんとなく日々を過ごしているだけでは生まれない」
とのお話がありました。
このお話を聞き、私は今後、時間を無駄にするような日々を過ごさず、物事に対し疑問を持つことを心がけていきたいと思いました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
生命産業創造学科 金子瑞紀
本記事相談教員 齋藤佳介 伊藤美千代
投稿日時: 2019年11月10日 (日)
カテゴリ: 講義紹介 生命産業創造学科 生命産業ビジネス学科