生命産業創造学科の学びをご紹介(vol.2)

お待たせしました、前回に続く第二弾!
 
みなさま、こんにちは! 准教授の姜理恵(かんりえ)です。
新宿・京王百貨店での駅弁大会に、我らが新津のお仲間、神尾弁当さんを勝手に応援に行ってきたお話の続きです。
 
神尾弁当さんの実演販売コーナーに並びながら、駅弁の製作行程を見学しています。
ガラスの向こうではスタッフさんが、「のどくろ」を一つずつ丁寧に焼かれていました。駅弁作るところを見学できるなんて、貴重な機会です。こんなふうお作りなんですね。怪しまれない程度を心がけつつ、じっくり観察する私です。
 
見上げると、神尾弁当さんの暖簾がかかっていました。神尾の頭文字をつづって
 
「か」むほどに
「み」になる旅や
「お」弁当
と書かれた暖簾(のれん)。とっても旅情を誘います。
 
盛りつけの風景。じっくり焼いた「のどくろ」、サーモン、そしイクラを美しく盛りつけていました。スダチの青が、味でも見た目でもアクセントです。
一生懸命なスタッフの皆さんに、心の中で「がんばって!」とエールを送る私。お忙しそうなのでお声はかけませんでしたが、でも勝手に同じ新津のお仲間として、武運長久を祈ります!
 
そしてこちらがそのお弁当!「のどくろとサーモンといくらの弁当」1,530円(税込)です。お安くはないけれど、お値段に違わずたっぷりの「のどくろ」、サーモン、いくらが載っています。
 
さて早速持ち帰って、いただきます! 
 
美味しい!! 
 
暖簾の言葉通り、大事に噛み締めて、味わって、身になるようなお弁当です。サーモンものどくろも、冷めているのに固くないどころか、薫りが立って味わい深いのはどうしてかしら? 新鮮なイクラもお口の中ではじけます。
 
新津の駅弁を食べるたびに思うのですが、冷めたゴハンなのに、なぜこんなに美味しいのでしょうか? 新潟のお米が美味しいのはもちろんですが、特別な炊き方をしているのではないか、とある駅弁マニアの方。いつかその謎を調べてみたいと思っています。
 
地元にいる方には「あって当然」に思われるかもしれない新津のお弁当ですが、東京ではこんな風に大人気の商材です。
 
生命産業創造学科では、新しいビジネスに注目するだけではなく、今ある新潟の商材、伝統、産業を大切な財産として受け継ぎ育む人材を育成していきます。
 
私の研究室では地域ベンチャー研究の一環として、「新潟地元グルメの経営学」を一つのテーマにしていきたいとも思っています。
駅弁、おそば、ラーメン、カレーなどなど、新潟の地元グルメが地域経済でどのような役割を果たしているのか、今後、学生諸君と一緒に研究を進めてまいります。
 
そんなことを考えながらあっというまに完食!
 
神尾弁当さん、ごちそうさまでした! また新津駅前のお店にも買いに行きますのでよろしくお願いいたします!
good
0件のいいね
twitter facebook LINE

投稿日時: 2015年01月29日 (木)

カテゴリ: 学び