新潟県が誇るものづくり

 
応用生命科学部公式ブログをご覧の皆様、こんにちは!
 
今回は、「地域産業ビジネス論」の授業について紹介します。
この授業では、自分が一番興味を持った新潟県の主要な地場産業について、その産業の歴史の変遷や現在の課題、将来への展望などを調べ、グループごとに発表します。
 
私は、五泉のニット織物を担当し、「高橋ニット 株式会社」様に取材に行きました。
高橋ニットは、1955年に創業した歴史ある会社です。創業以来60年余り、一貫して上品で上質、洗練された商品づくりを心がけています。
とてもお忙しい時期にも関わらず、私たちの取材に大変親切に対応していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 
取材をさせていただいた後、私たちは新しくオープンした五泉のニット織物のセレクトショップ「五泉ニット工業協同組合 LOOP&LOOP」に行きました。
施設内は、「着る・寛ぐ・楽しむ・集う・働く」をそれぞれテーマにした5つの自由な交流スペースが併設されています。1階には、セーターやストール、マスクなど五泉のニット織物を販売している「みんなのショップ」があります。また、同じ1階には期間限定・入替制のトライアル店舗「みんなのカフェ」、かわいい糸や編み地のハンドメイド体験ができる「みんなの学び場」があります。2階には、ミニシアターを備えたイベントスペース「みんなの遊び場」、ブースをシェアするワークスペース「みんなのオフィス」があります。
1階も2階もとてもきれいで落ち着いた空間でした。
 
 
詳しくは、こちらをご覧ください。
五泉のニット織物が欲しい、ハンドメイド体験がしたいと思った方、ほっと一息つきたい、近くを通りかかった方も、是非、一度LOOP&LOOPへ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
 
五泉がニット産地となるまでには、戦争や五泉大火と呼ばれる大火事によって工場を失ってしまったなどの歴史があります。決して、戦争や火事が良いことだったとは言えませんが、辛い過去を乗り越え、危機をチャンスに変えた方々の努力によって、現在では日本一のニットのまちとして常に新しい製品を発信しています。私は、このような素晴らしい産業が身近にあるということに感動し、とても誇らしい気持ちになりました。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
 
生命産業創造学科:遠藤 星奈
本記事相談教員:若栗 佳介、伊藤 美千代
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投稿日時: 2022年07月10日 (日)

カテゴリ: 講義紹介 生命産業ビジネス学科