みんなはどの食品が食べたい?
応用生命科学部公式ブログをご覧の皆様、こんにちは!
秋も過ぎ季節は冬になりましたね。皆さん、風邪を引かないようにしっかりと防寒対策をして暖かく過ごしてくださいね。
ところで、前回2年に1度開講される大学商品開発実践演習についての記事を書きました。まだ、見ていない方は下のリンクから読んでみてください!
さて、前回ブログを書いた後も進展がありました。
グループごとに商品のコンセプト、内容量、価格などブラッシュアップをしました。そして、4つの商品の中から実際に商品化したい食品をみんなで考えました。
これから、4つの商品を紹介します!
1つ目の商品は、米ぬかを使用したグリーンカレーです!
米ぬかは使い終わったら捨てられることが多いことから、環境やフードロスを考慮して作られました。米ぬかにはビタミンB1など体に良い成分がたくさん含まれています。スパイスが使われているので米ぬかの独特の味はかなり和らいでいます。少し辛いので辛い食べ物やカレー好きにはオススメです!
2つ目の商品は、新潟のブランド品「ルレクチェ」を使用した洋ナシソースです!
県外の人から見て、新潟と言えばよく「米」が連想されていますが、他にも県内独自の農作物があることをアピールするために作られました。洋ナシソースはパンやスイーツに使うのかなとイメージした人も多いでしょう。実は、ハンバーグやステーキなどの肉料理に使われることを想定して作られたのです!!!これは、かなり斬新なアイデアであると思いました。
3つ目の商品は、飲めるのっぺです!
新潟県民はほとんど知っている郷土料理の「のっぺ」の具材を細かくして食べやすくした商品です。大学生や社会人は朝食を抜きやすいという傾向があるため、そんな人でも簡単に朝食がとれます。具材が細かいのでお年寄りの方も食べやすいのではと思います。手軽に新潟の郷土料理が楽しめるため、新潟県民の人もそうでない人もオススメな商品になっています。
最後の商品は、災害時に冷めてても美味しく食べることができるチキンビーンズです!
最近、新潟だけでなく日本全土で自然災害が多発しています。いつ災害が起きてもいいように災害食としてこの商品を考案しました。ポークビーンズのポークの部分を鶏肉(チキン)に変え、新潟県では消費量が多い枝豆を入れました。災害時には食料が不足し被災者の体力や精神力も疲弊しやすくなることから、高タンパクかつ疲れを癒やすことができるのです!さらに、トマトの酸味でさっぱりした味なので夏バテにも効果的です。災害食として備蓄したい人以外に、料理を作ることが面倒な人や、手軽に料理を食べたい人にもオススメです。
全ての商品紹介が終わりましたが、どの商品も個性的で美味しそうですね。
どの商品を実際に商品化するのか議論した後、一般の方々にも協力してもらいこんなことをしました。
このようなポスターを作り、10月26日に新津フラワーランドで開催された「秋の収穫祭」と新潟薬科大学の東キャンパスで開催された「2024にいつハロウィン仮装まつり」、11月6日から11月8日まで開催された「第16回 食の国際総合見本市フードメッセinにいがた2024」のイベントに参加して、どの食品を食べてみたいか投票してもらいました。子供からお年寄りの他にも、食品に関する企業の方々からも投票してもらいました。
皆さんのご協力ありがとうございました!
ここまで読んで皆さんはどの商品がいいと思いましたか?
私は、どの商品も美味しそうで一つに選べません(><)
さて、この講義では食品を実際に開発することを通して食品開発がどのような過程でできているのか学ぶことができます。さらに、学年や学部の壁を乗り越えて学生との交流も楽しむことができます。
どの商品になったかは、来年までお楽しみにしててください✨
最後まで読んでいただきありがとうございました!
生命産業ビジネス学科 石見 舞帆
本記事相談教員:若栗 佳介、伊藤 美千代
投稿日時: 2024年11月28日 (木)
カテゴリ: 生命産業ビジネス学科