佐渡に薬草を採集に行く。
本学では昨年より新潟の農産物のブランディング事業の一部として新潟産薬草の開発を目指しています。
卒業研究の一環として佐渡の薬草の可能性を調査するべく、生命産業創造学科の石黒ゼミの学生と応用生命科学科生物機能化学研究室の卒研生が5月31日―6月1日にかけて薬草の採集に出かけてきました。気候は不安定でしたが、みんなの日頃の行いが良かったのか、海上の移動中と薬草の採集中は穏やかな天気でした。
今回採集したトビシマカンゾウ(下の写真)はユリ科の植物です。根っこの拡がりが大きく掘り出すのに苦労しましたが、最後は要領よく取り出せました。
今後、採集した薬草の成分分析を生物機能化学研究室で行い、さらに薬膳などに応用したビジネスなどについて石黒ゼミで企画してゆきます。また、さつき野にある本学の薬草薬樹交流園ではその他の薬草の栽培も行っています。こちらとも協力して新しい薬草の活用企画を進めて行きます。
トビシマカンゾウを採集した佐渡の小木地区は夕日が見事なことで知られますが、ちょうど雨も上がり水平線に沈む美しい夕日を見ることができました。その反対側の海面は藤色に染まっていました。
自然豊かな佐渡での活動をさらに進めてゆきたいと考えています。
応用生命科学部
生命産業創造学科
石黒
投稿日時: 2018年06月11日 (月)
カテゴリ: 研究活動