マーケティング論と柳津
マーケティングの世界へようこそ!
私は現在「マーケティング論」という講義でマーケティングの概念について勉強しています!
そして今回このマーケティングが実際の市場でどのように利用されているかを調査しに課外学習に行ってきました!ということで今回はこの課外学習で一体どのようなことをしたのかを紹介します。
今回訪れたのは赤べこの聖地である福島県柳津町です。
柳津町は新潟県のとの県境の山の中に位置しており、新潟薬科大学の新津駅東キャンパスから高速道路を使って約1時間40分と比較的近い場所です。バスで現地に向かったのですが、友達と会話などをしていたため、より時間が短く感じられました。
現地に着いてから、事前に決めていた班ごとに分かれ、それぞれが決めたテーマでマーケティング調査を行いました。この調査の時間は移動を含めて90分と決められているため、早く行動することが求められました。
私たちの班では商品のターゲット層、デザインのこだわりについて調査するために、ぱん工房あかべこさん、赤べこ堂さんにお伺いしました!
ですが、ターゲット層やデザインの質問を直接するとなると日曜日の昼間ということもあり、迷惑になると考え、事前にメールでご連絡し、アンケート形式で答えてもらうことになりました。そのため、今回は実際にお店を訪れて感じたことを紹介します。
初めにぱん工房あかべこさんを訪れました。
外観はレトロな雰囲気に加えて、赤べこの提灯やオブジェが飾られており、可愛いかったです。
店内は手前がイートインスペースとなっており買ったパンをすぐに食べることができ、奥ではそのパンを買うことができます。私もこの機会に3つ買ってみましたので紹介します!
一つ目が「あかべこパン」です。赤べこがモチーフのパンで、中にりんごのジェルのようなものが入っていて、その甘さとパンの甘さが相まってとてもおいしかったです。
二つ目が「たまご蒸しパン」です。ぱん工房あかべこさんオリジナルの赤べこの焼印が押されたパンで、食べてみるとフワフワとした食感とたまごの甘みがしっかりとしたパンでした!
そして、三つ目が「耳までやっこい食パン」です。
「やっこい」とは津軽弁で柔らかいという意味で、名前の通り耳が柔らかく、さらに白い部分はもっと柔らかく今まで食べたパンの中でもダントツの柔らかさでした!また、焼いても柔らかく、とても美味しいパンでした!
ぱん工房あかべこさんでは、赤べこを用いた商品が多くあり、それに加えて「耳までやっこい食パン」という人気商品があるため、店内が賑わっており、地元に愛される良いお店だと感じました。
次に赤べこ堂さんに訪れました。赤べこ堂さんは、ぱん工房あかべこさんから歩いて20秒ほどの近い場所にあります。赤べこ堂さんの外観は伝統的な和風のデザインでこちらも赤べこの提灯を飾っており、柳津らしい印象を受けました。
店内に入ると、木を基調とした温かみのあるデザインで、古民家を彷彿とさせる落ち着いた雰囲気がありました。また、木製のカウンターが並び、照明も柔らかな光で包まれていました。
赤べこ堂さんでは、栄養価が高い玄米を使った餅団子の「玄米団子」があり、今回私は海苔醤油味を頂きました。
一口食べた瞬間、玄米の豊かな風味とモチモチとした食感が口いっぱいに広がり、玄米ならではの香ばしさがしっかりと感じられました。さらに、醤油の塩気と海苔の香りが風味を引き立てていました。
また、赤べこ堂さんでは生乳、国産きび糖、県産米粉を基本原料としてクラフトアイスも販売しており、私はリッチミルクとリンゴのダブルにしました。
リッチミルクは卵を使っておらず、シンプルな味わいですが、とても濃厚という癖になる美味しさでした。またリンゴは果肉が入っており、食感の変化を楽しみつつ滑らかな口溶けでほっぺが落ちそうになりました!
お店の方はとても優しい方々で、店に訪れた際にちょっとした質問をすると丁寧にそしてわかりやすく解説してくださいました。どちらのお店もとても良いお店なので是非一度、柳津を訪れた際は足を運んでみてください。
90分間の調査を終えた後は、つきみが丘町民センターで行われた「つながる135.2」に参加しました。このイベントは、2022年に全線開通した只見線を盛り上げるため、只見線沿線でコンサートを開催し、地域全体の活性化に貢献しています。こういった、実際に行われている地方創生を通して、マーケティングとは何かを学びました。
このブログを読んでみて、マーケティングに興味を持った方は是非「マーケティング論」を取ってみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
投稿日時: 2024年06月27日 (木)
カテゴリ: 課外学習 生命産業ビジネス学科 生命産業ビジネス学科