トマト麺の開発
応用生命科学部 公式ブログをご覧の皆様、こんにちは!
今回は商品開発プロジェクトで行った活動を紹介したいと思います。
商品開発プロジェクトはグループに分かれ、それぞれのグループが商品の開発を行います。私は将来、商品開発など食品に携わる仕事に就きたいと考えていたのでこの活動に参加しました。
今回私たちのグループではトマト麺の開発を行いました。
皆さんはトマトが赤い理由はご存知ですか?それはトマトにリコピンが含まれているからです。しかしリコピンは油に溶けやすい性質のため、トマトを練って麺にしても麺は赤色には発色しません、、
そこで私たちのグループは着色料を使い麺に色を付け、スープや具材でトマトを使用することにしました。
このように茹でる前の麺はピンク色でしたが……
茹でた後はオレンジ色になりました!着色料を使っても麺をトマトのような赤色にするのは難しいですね…。
トマトの魅力であるさっぱり感を際立たせたかったので、冷やし中華風にしてみました!
スープはトマトジュースと麺つゆを割って作ったので、さっぱりとした味わいでとてもおいしく出来上がりました。
今回の活動を通して、麺をトマトのような鮮やかな赤色に発色させることは難しいということを学べました。また、グループでどうしたらトマトを引き立たせることができるか考えてみて、商品開発の難しさを実感しました。このように実際に商品の開発を行ってみて、うまくいった点もうまくいかなかった点もありましたが、とてもいい経験になったと思います。
他にもトマトスープやカシスを使ったスイーツ、お茶を使った商品など様々な開発チームがありました。気になった方はぜひ来年度参加してみてください!
生命産業創造学科:多田真咲
本記事相談教員:若栗 佳介、伊藤 美千代
投稿日時: 2021年12月01日 (水)
カテゴリ: 生命産業ビジネス学科