ブランド構築から地域活性化へ

応用生命科学部公式ブログをご覧の皆様、こんにちは!
 
今回は「ブランド構築論」という講義について紹介します。この講義では消費者に商品を選んでもらう際に必要である、商品の「ブランド力」構築についての考え方を学習します。
 
第13回から15回の講義では新潟産のチューリップを強いブランドにする戦略をグループに分かれて考え、発表を行いました。新潟県はチューリップの切り花出荷量が日本一であり、チューリップが県の花でありますが、意外にもあまり知られていないのではないでしょうか。
 
私たちのグループはチューリップで新潟を活性化することを目的に、チューリップをイベントで活用することに着目しました。新潟産のチューリップは令和2年6月1日現在で16品種を輩出しており、チューリップの色や形、品種名などから連想されるようなイベントを考えてみました。
 
例としては新潟3号目の品種である「アルビレックス」を、新潟に存在する野球やサッカーのチームである「アルビレックス」とかけ合わせたイベントです。アルビレックスという品種は写真のように、鮮やかなオレンジ色をしたユリのように花びらが反り返って咲くユリ咲きが特徴で、クラブチームであるアルビレックスは1955年に創設されているため、クラブチームの影響からチューリップの品種名になったと言われています。今回は新たな考えとして、アルビレックスがホームゲームで勝利した際、サポーターにアルビレックスのチューリップをプレゼントするという案を考えました。このようなきっかけから、チームやチューリップの知名度の向上が見込まれるのではないでしょうか。
 
 
出典:新潟県庁『チューリップ育成品種「新潟3号」 愛称:アルビレックス』2021-04-01 https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/nosoken_engei/tulip-niigata3.html (参照2022-07-19)
 
   
その他にも入学式や卒業式、誕生日や母の日、出会いのきっかけとなるようなイベントもチューリップとかけ合わせることができると考えたので、実際に新潟で実現できることを祈っています。ぜひ皆さんもブランド構築の戦略としての地域活性化を考えてみてください!
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
 
生命産業創造学科:小菅来実
本記事相談教員:若栗佳介、伊藤美千代
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投稿日時: 2022年08月26日 (金)

カテゴリ: 講義紹介 生命産業創造学科