今、進化しています!
応用生命科学部公式ブログをご覧の皆様、こんにちは!
今回は、「農業経済学」の授業について紹介します。
この授業では、農業ビジネスの推進に必要な、生産、品質管理、制度、業界構造、金融、貿易について説明することができることを目標とし、農業の現状から将来あるべき姿まで幅広く学んでいます。
新潟県は農業が有名ですよね。新潟出身の方であれば、家が農家という方や学校の授業等で農業体験をしたことがあるという方が多いのではないでしょうか。
農業は大変そう、私達と同世代の仲間が少なそうなど農業に対するイメージは良いものだけではないと思います。しかし、その農業が今、進化しています。
ここからは、農業経済学の授業で学べる、農業と先端技術を掛け合わせた「スマート農業」について説明します。
スマート農業とは、ロボット、AI、IoTなど先端技術を活用する農業のことです。スマート農業は、作業の自動化、情報共有の簡易化、データの活用により、生産現場の課題を先端技術で解決します。
スマート農業を取り入れることで、具体的にどのようなことが可能になるのか説明します。
まず、ロボットトラクタ、スマホで操作する水田の水管理システムなどの活用により、作業を自動化し人手を省くことが可能になります。
次に、位置情報と連動した経営管理アプリの活用により、作業の記録をデジタル化・自動化し、熟練者でなくても生産活動の主体になることが可能になります。
そして、ドローン・衛星によるセンシングデータや気象データのAI解析により、農作物の生育や病虫害を予測し、高度な農業経営が可能になります。
出典:農林水産省「スマート農業の展開について」2022年10月
(参照日:2022年11月11日)
私は、農業がとても進化していることに驚き、農業に対するイメージが変わりました。
是非、家の周りや帰り道などの見慣れた風景をもう一度、見直してみてください。きっと、皆様の周りでも農業は進化しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
生命産業創造学科:遠藤 星奈
本記事相談教員:若栗 佳介、伊藤 美千代
投稿日時: 2022年11月12日 (土)
カテゴリ: 講義紹介 生命産業ビジネス学科